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イーサリウム/ETHの今後について『重要』

2024.05.05

ちょっと難しい話かもしれないですが💡
時価総額2位のイーサリウム【ETH】について

最後に結論を書いております^ ^

イーサリアムレイヤー2終了のお知らせ!!

昨日、イーサリアムの始祖ヴィタリックが、重要な提案をコミュニティに対して投稿しました。
coindeskjapan.com/212178/

これはイーサリアムの行く末に対して、大きな針路変更を提案するものです。
このポストではこれについて解説します。

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これまでイーサリアムは、「レイヤー2セントリック」という方針を掲げてスケーリング(高速・低手数料化)に取り組んできました。

これは、イーサリアムの分散性(セキュリティ)を引き継いだままスケーリングできるRollupというレイヤー2ネットワークを作り、そこにイーサリアムの経済活動を移していこうというものです。

Rollupは、イーサリアムのスマートコントラクトにデータを書き込んだり、検証してもらったりすることで、イーサリアムと同等の分散性を実現するネットワークであり、(理論的には)誰でも作ることができるものです。

なのでその結果、イーサリアム上には多数のRollupネットワーク(レイヤー2)が乱立することになりました。

Arbitrum、Optimism、Base、zkSync、Linea、Polygon zkEVM、Aster zkEVM、Scroll・・

しかしながら、まだイーサリアムの経済活動は依然としてメインネット(レイヤー1)が中心であり、ETHも5%程度しかこれらのレイヤー2には移動してません。

原因は2つ考えられます。

①まだまだ未完成
Arbitrumが一番開発は進んでいるのですが、それでもまだイーサリアムと同等のセキュリティを実現しているとは言えない状況です。実現するのはおそらく来年あたりかなと思いますが、それでもArbitrumのシステムにバグがあるかもしれない恐怖は残ります。それを払拭するためには何年もの安定運用実績を積む必要があるでしょう。

②たくさんありすぎて選べない
ユーザーがネットワークを選ぶ動機って、「みんなが使ってるから」「使いたいDappsがあるから」ですよね。

しかし、レイヤー2ネットワークがたくさんあるが故に、ユーザーが分散してしまい、「みんなが使ってる」という状態になりにくい。

そしてDappsの開発者たちも「どこのレイヤー2に作ったらええんや」と迷ってる人が多い。

特にNFTプロジェクトはそうでしょう。NFTというのは「永続するデータ」だからこそ価値があるものなんですが、「どのレイヤー2が永続するのかわからない」という状況では作れませんし、作っても価値はつきにくい。

ビットコインのレイヤー2であるライトニングネットワークのように、一つしかなければみんな移りやすいと思うのですが、多数のプロジェクトが自由競争で並行開発してるためにこのような弊害が起こってしまっているのですよね・・。

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そんな中、昨日ヴィタリックがこれらの解決策として、コミュニティに爆弾を落としました。

「イーサリアム本体にレイヤー2を組み込もうぜ!」

どういうことかというと、

レイヤー2の開発競争が進む中で、ScrollなどがzkEVMという、イーサリアム本体と完全互換なレイヤー2を開発することに成功しました。

zkEVMでは、イーサリアム本体と全く変わらないスマートコントラクト機能が、同等のセキュリティで、遥かに安く速く実行できます。

「だったら、イーサリアム本体をこれにしちゃえば良くない??」

ということですね。

ざっくり言えば、イーサリアム本体の開発をおこなってるコミュニティで、イーサリアム公式のzkEVMレイヤー2を作り、イーサリアム本体のユーザー、資産、コントラクトを強制移動しちゃおうってことです(たぶん)

つまりユーザーからすると、わざわざレイヤー2に移動する手間はなく、気がついたら、イーサリアムがめっちゃ速く安くなるということですね!
(zkEVMが新たなレイヤー1になるということ。)

考えてみると、理想ですね。一般人にはイーサリアムとレイヤー2の関係性なんてよくわからないですから、「Arbitrumって何?中堅チェーンか」くらいに思われてることも多く、「イーサリアムはいつまで経っても遅くて高いなあ」などと言ってる人も多いです。

だから、イーサリアム自体が速く安くなるのは、ユーザーにとっても投資家にとってもすごくポジティブだし、
ユーザーがバラけない分、前述のような「たくさんありすぎて選べない」なんてことも起こりません。
また、イーサリアム本体に組み込まれれば、システムへの信頼性もグッと上がりますね。

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いいことづくめやん!!

なのですが、

かわいそうなのが、
これまでレイヤー2の開発を頑張ってきた人たち。
それに投資してきた人達。
エアドロ期待してセコセコやってる人達。
ですね。

正直お役御免になると思います。

だって、本体が同じくらい安くて早いのに、なんでレイヤー2使うねん ってなりますもんね笑

ヴィタリックも「まだ使い道はあるよー」などとフォローの文言を記載してますが、詭弁でしょう。

ARBもOPもMaticも・・
最近、参入してきたASTRも・・

いやー厳しいっすねーーー。

私もエアドロゲットすべく、zkSyncやBaseやLineaやScrollでアカウント100個くらいでトランザクションを量産してるのですが、ガス代の無駄になるかもしれませんw

生き残るレイヤー2があるとすれば、イーサリアム本体の機能との互換性を追求するのではなく、独自の特徴・メリットを備えたレイヤー2でしょう。

例えば我らが@intmaxIO。zkEVMではありませんが、zkEVMでは絶対不可能な程の、無尽蔵のスケーリング(超高速・超低手数料)を実現できるとされてます(よね?)

多くのプロジェクトがEVM(イーサリアムとの互換性)を目指して頑張ってる中、独自路線で価値を作っていたintmaxが勝ち残ることになりそうなのは、なんとも面白い展開ですね笑

一番エアドロが期待できるプロジェクトになったかもしれませんね。今後の動向に注意しましょう。
(今の所、intmaxウォレットを使うくらいしかできることないので。)

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まとめると、

まだ決まったわけではないけど、
「みんなレイヤー2に移動しようぜ!」という方針から、
「イーサリアム本体をzkEVMを組み込んで安く速くする」という方針に変わるかもということです!

それはいいことづくめだから個人的にも賛成だけど、

ARBとかOPとかMaticとかレイヤー2トークンに投資したり、他のエアドロハントに勤しんでる人は要注意な展開になってきました。

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結論イーサリウムがバージョンするということです‼️
そのバージョンアップが今までイーサリウムの弱点をついていた他のコインと同じ機能が実装されるということです。

なので、もしかするとイーサリウムも今後かなり値上がりするかもです^ ^

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